JR東のオフピーク定期は得?ピーク時乗車の例外は何日に抑える? | 定期券のFAQ

JR東のオフピーク定期は得?ピーク時乗車の例外は何日に抑える?

オフピーク定期はピーク時間帯に改札に入ると普通運賃が取られます。しかし、ピーク時乗車を一か月定期で3日以下、三か月定期で9日以下、六か月定期で15日以下に抑えれば、オフピーク定期を使うほうが得です。

JR東日本は、首都圏近郊の路線でオフピーク定期券を発売します。

朝のピーク時間帯を避けて改札に入場しないといけない代わりに、通常定期運賃よりも10%以上値下げした通勤定期券です。同時に、通常定期運賃は従来から値上げされます。

もし朝の混雑ピーク時に改札に入場すると、オフピーク定期が適用されず、IC定期券のチャージ額から普通IC運賃を取られます。

しかし、通常定期運賃から10%以上も割安なため、ときどきピーク時間帯に普通IC運賃を払って乗っても得になる場合があります。

一か月定期

通勤一か月定期の料金を切符で往復する回数で換算すると、オフピーク定期が13.1回、通常定期が14.6回になります。

 オフピーク定期券通常定期券
切符往復回数13.1回14.6回

よって、往復回数で1.5回分がお得です。言い換えれば、片道で3回乗車分の金額が安くなっています。

ですので、朝の混雑ピーク時の乗車を3日までに抑えれば、オフピーク定期券を買うほうが得です。

朝の定例会議がある、子供を園に送る、うっかり寝坊したなど、どうしてもピーク時間帯に乗らざるを得なくても、オフピーク定期券での節約をあきらめることはありません。

三か月定期

通勤三か月定期の料金を切符で往復する回数で換算すると、オフピーク定期が36.4回、通常定期が40.9回になります。

 オフピーク定期券通常定期券
切符往復回数36.4回40.9回

よって、往復回数で4.5回分がお得です。言い換えれば、片道で9回乗車分の金額が安くなっています。

ですので、朝の混雑ピーク時の乗車を9日までに抑えれば、オフピーク定期券を買うほうが得です。

六か月定期

通勤六か月定期の料金を切符で往復する回数で換算すると、オフピーク定期が64.5回、通常定期が72.4回になります。

 オフピーク定期券通常定期券
切符往復回数64.5回72.4回

よって、往復回数で7.9回分がお得です。言い換えれば、片道で15.8回乗車分の金額が安くなっています。

ですので、朝の混雑ピーク時の乗車を15日までに抑えれば、オフピーク定期券を買うほうが得です。

浮いたお金で、モーニングライナーなど有料着席列車に乗って通勤することも夢ではありません。

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