【図解】京阪電車の定期と切符はどっちが得? | 定期券のFAQ

【図解】京阪電車の定期と切符はどっちが得?

京阪電車で定期と切符の損得が分かれる境目は、六か月定期の場合、通勤定期は平均して週に3.8日以上、通学定期は平均して週に1.1日以上乗るかどうかです。

はじめに

京阪電鉄の運賃体系では定期と切符のどちらがお得か、公式運賃データから定期代の元を取る日数を分析します。

視覚的につかめるよう、グラフの縦軸に切符運賃、横軸に乗車日数を取って、赤色バーより右で定期が得、左で切符が得になるように並べました。見方がよく分からない場合は、別ページの読み方例をごらんください。(⇒損益分岐グラフの読み方は?

本線(中之島線、鴨東線、大津線以外)

通勤定期

京阪電車の本線における通勤定期は、距離により定期と切符の損得が分かれる使用日数に差があります。

通勤一か月定期で定期が得になるのは、平均 約18.8日以上乗るとき、通勤三か月定期で定期が得になるのは、平均 約52.7日以上乗るとき、通勤六か月定期で定期が得になるのは、平均 約99.5日以上乗るときです。

ただし、片道運賃が170円の区間は割引率が高く割安です。この運賃区間は、京阪電車の初乗り運賃に相当します。お使いの区間がちょうど割安だとラッキーですね。

週何回乗ればよいかは、以下の表をご覧ください。

通勤一か月
平均日数 18.8
最大日数 20
最小日数 14
週あたり使用日数 4.3
通勤三か月
平均日数 52.7
最大日数 57
最小日数 38
週あたり使用日数 4.0
通勤六か月
平均日数 99.5
最大日数 108
最小日数 71
週あたり使用日数 3.8
京阪電車の乗り入れ路線

通学定期

京阪電車の本線における通学定期は、距離による定期と切符の損得が分かれる使用日数の差がありません。

通学一か月定期で定期が得になるのは、平均 約5.9日以上乗るとき、通学三か月定期で定期が得になるのは、平均 約16.4日以上乗るとき、通学六か月定期で定期が得になるのは、平均 約30.6日以上乗るときです。

週何回乗ればよいかは、以下の表をご覧ください。

通学一か月
平均日数 5.9
最大日数 7
最小日数 4
週あたり使用日数 1.3
通学三か月
平均日数 16.4
最大日数 18
最小日数 12
週あたり使用日数 1.2
通学六か月
平均日数 30.6
最大日数 34
最小日数 22
週あたり使用日数 1.1

京阪線の中之島線および鴨東線を発着する定期

通勤定期

京阪電車の中之島線・鴨東線を発着する場合の通勤定期は、距離により定期と切符の損得が分かれる使用日数に差があります。

通勤一か月定期で定期が得になるのは、平均 約18.8日以上乗るとき、通勤三か月定期で定期が得になるのは、平均 約52.9日以上乗るとき、通勤六か月定期で定期が得になるのは、平均 約100.0日以上乗るときです。

ただし、片道運賃が230円から280円の区間は割引率が高く割安です。この運賃区間は、

  • 鴨東線の出町柳駅→祇園四条駅

に相当します。お使いの区間がちょうど割安だとラッキーですね。

週何回乗ればよいかは、以下の表をご覧ください。

通勤一か月
平均日数 18.8
最大日数 20
最小日数 15
週あたり使用日数 4.3
通勤三か月
平均日数 52.9
最大日数 56
最小日数 42
週あたり使用日数 4.0
通勤六か月
平均日数 100.0
最大日数 107
最小日数 79
週あたり使用日数 3.8
京阪電車の乗り入れ路線

通学定期

京阪電車の中之島線・鴨東線を発着する場合の通学定期は、距離による定期と切符の損得が分かれる使用日数の差がありません。

通学一か月定期で定期が得になるのは、平均 約6.0日以上乗るとき、通学三か月定期で定期が得になるのは、平均 約17.0日以上乗るとき、通学六か月定期で定期が得になるのは、平均 約31.9日以上乗るときです。

週何回乗ればよいかは、以下の表をご覧ください。

通学一か月
平均日数 6.0
最大日数 7
最小日数 5
週あたり使用日数 1.4
通学三か月
平均日数 17.0
最大日数 19
最小日数 14
週あたり使用日数 1.3
通学六か月
平均日数 31.9
最大日数 35
最小日数 26
週あたり使用日数 1.2

定期代と運賃で日数計算

乗車する区間の定期運賃と切符運賃がわかれば、以下の計算機で元を取る日数を計算できます。

複数の鉄道会社を乗り継ぐ定期の場合も、上のグラフでは損益分岐点がわかりませんので、実際の運賃で計算してみましょう。

定期運賃
切符運賃/IC運賃

京阪電車の乗り入れ路線

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