阪神電車で定期と切符の損得が分かれる境目は、六か月定期の場合、通勤定期は平均して週に4.0日以上、通学定期は平均して週に1.4日以上乗るかどうかです。
はじめに
阪神電鉄の運賃体系では定期と切符のどちらがお得か、公式運賃データから定期代の元を取る日数を分析します。
視覚的につかめるよう、グラフの縦軸に切符運賃、横軸に乗車日数を取って、赤色バーより右で定期が得、左で切符が得になるように並べました。見方がよく分からない場合は、別ページの読み方例をごらんください。(⇒損益分岐グラフの読み方は?)
本線(なんば線の西九条~大阪難波を除く)
通勤定期
定期と切符の損得が分かれる使用日数
通勤一か月 |
|
平均日数 |
20.0 |
最大日数 |
22 |
最小日数 |
13 |
週あたり使用日数 |
4.6 |
通勤三か月 |
|
平均日数 |
56.2 |
最大日数 |
62 |
最小日数 |
37 |
週あたり使用日数 |
4.3 |
通勤六か月 |
|
平均日数 |
106.1 |
最大日数 |
116 |
最小日数 |
70 |
週あたり使用日数 |
4.0 |
通学定期
定期と切符の損得が分かれる使用日数
通学一か月 |
|
平均日数 |
7.6 |
最大日数 |
9 |
最小日数 |
5 |
週あたり使用日数 |
1.7 |
通学三か月 |
|
平均日数 |
20.5 |
最大日数 |
24 |
最小日数 |
13 |
週あたり使用日数 |
1.5 |
通学六か月 |
|
平均日数 |
38.5 |
最大日数 |
45 |
最小日数 |
24 |
週あたり使用日数 |
1.4 |
なんば線の西九条駅~大阪難波駅を発着する定期
通勤定期
定期と切符の損得が分かれる使用日数
通勤一か月 |
|
平均日数 |
19.9 |
最大日数 |
21 |
最小日数 |
15 |
週あたり使用日数 |
4.5 |
通勤三か月 |
|
平均日数 |
55.8 |
最大日数 |
60 |
最小日数 |
42 |
週あたり使用日数 |
4.2 |
通勤六か月 |
|
平均日数 |
105.2 |
最大日数 |
113 |
最小日数 |
79 |
週あたり使用日数 |
4.0 |
通学定期
定期と切符の損得が分かれる使用日数
通学一か月 |
|
平均日数 |
7.9 |
最大日数 |
9 |
最小日数 |
6 |
週あたり使用日数 |
1.8 |
通学三か月 |
|
平均日数 |
21.2 |
最大日数 |
24 |
最小日数 |
16 |
週あたり使用日数 |
1.6 |
通学六か月 |
|
平均日数 |
39.6 |
最大日数 |
44 |
最小日数 |
29 |
週あたり使用日数 |
1.5 |
定期代と運賃で日数計算
乗車する区間の定期運賃と切符運賃がわかれば、以下の計算機で元を取る日数を計算できます。
複数の鉄道会社を乗り継ぐ定期の場合も、上のグラフでは損益分岐点がわかりませんので、実際の運賃で計算してみましょう。
コメント