【図解】定期の払い戻しでいくら戻る？各社の計算方法まとめ

鉄道各社の定期の払い戻し計算方法は、月割り、日割りのどちらで考えるかで大きく二つに分かれます。

月割り計算

の定期券解約で使う計算方法です。

払い戻し額＝購入した定期代－使用済み期間の運賃－手数料

計算は下記表を参考に、[購入した定期代]－[１：使用済み運賃]－[２：手数料]　で行います。

一か月に満たない日数は月単位で切り上げるため、有効期間の残りが一か月未満のときは払い戻しができません。

	項目	規則
	払い戻しに必要な残りの期間	1か月以上
1	使用済み期間の計算方法	月割り
1	使用済み期間の運賃計算方法	2か月＝1か月定期×2 3か月＝3か月定期 4か月＝3か月定期＋1か月定期 5か月＝3か月定期＋1か月定期×2
	一か月に満たない端数の扱い	切り上げ
2	払い戻し手数料	220円

の定期券解約で使う計算方法です。

払い戻し額＝購入した定期代－使用済み期間の運賃－手数料

計算は下記表を参考に、[購入した定期代]－[１：使用済み月数運賃]－[２：使用済み端数運賃]－[３：手数料]　で行います。

一か月に満たない日数を日単位で数えるため、有効期間の残りが一か月未満でも払い戻しができます。

	項目	規則
	払い戻しに必要な残りの期間	制限なし
1	使用済み期間の計算方法	月割り＋日割り
1	使用済み期間の運賃計算方法	2か月＝1か月定期×2 3か月＝3か月定期 4か月＝3か月定期＋1か月定期 5か月＝3か月定期＋1か月定期×2
2	一か月に満たない端数の扱い	日割り
2	日割りの運賃	往復運賃
3	払い戻し手数料	名鉄　520円その他 220円

の定期券解約で使う計算方法です。

払い戻し額＝購入した定期代－使用済み期間の運賃－手数料

計算は下記表を参考に、[購入した定期代]－[１：使用済み月数運賃]－[２：使用済み端数運賃]－[３：手数料]　で行います。
【1】のグループと比較して、使用済み期間の運賃計算方法が違います。

一か月に満たない日数を日単位で数えるため、有効期間の残りが一か月未満でも払い戻しができます。