JR東日本のオフピーク定期と切符のどちらがお得か、公式運賃データから定期代の元を取る日数を分析します。2024年10月1日より、オフピーク定期券が値下げされ、ますます魅力的になりました。
プレスリリース:「オフピーク定期券」を値下げし、新たなプロモーションを展開します!|JR東日本ニュース
視覚的につかめるよう、グラフの縦軸に切符運賃、横軸に乗車日数を取って、赤色バーより右で定期が得、左で切符が得になるように並べました。見方がよく分からない場合は、別ページの読み方例をごらんください。(⇒損益分岐グラフの読み方は?)
オフピーク定期
通勤定期
JR東日本のオフピーク定期販売エリアにおける通勤定期は、距離による定期と切符の損得が分かれる使用日数の差がありません。
通勤一か月定期で定期が得になるのは、平均 約12.4日以上乗るとき、通勤三か月定期で定期が得になるのは、平均 約34.4日以上乗るとき、通勤六か月定期で定期が得になるのは、平均 約61.0日以上乗るときです。
週何回乗ればよいかは、以下の表をご覧ください。
通勤一か月 | |
---|---|
平均日数 | 12.4 |
最大日数 | 14 |
最小日数 | 11 |
週あたり使用日数 | 2.8 |
通勤三か月 | |
---|---|
平均日数 | 34.4 |
最大日数 | 38 |
最小日数 | 31 |
週あたり使用日数 | 2.6 |
通勤六か月 | |
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平均日数 | 61.0 |
最大日数 | 64 |
最小日数 | 58 |
週あたり使用日数 | 2.3 |
なお参考までに、従来の通勤定期で元を取るには、通勤一か月定期で平均 約14.4日以上、通勤三か月定期で平均 約40.4日以上、通勤六か月定期で平均 約71.5日以上乗る必要がありました。
三か月、六か月定期になると、グッとお得度合いが増しています。
また以下は、旧定期代の時の損益分岐点グラフです。
定期代と運賃で日数計算
乗車する区間の定期運賃と切符運賃がわかれば、以下の計算機で元を取る日数を計算できます。
複数の鉄道会社を乗り継ぐ定期の場合も、上のグラフでは損益分岐点がわかりませんので、実際の運賃で計算してみましょう。
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